ブログ一石で四鳥を得る

  • 思考

正月にこのブログを作ってから早4ヶ月が過ぎた。
ここまでで記事は10本。淡々と続けていくにはちょうど良いくらいのペースな気がしている。

基本的には「自身の経験 × 書籍からのインプット」というコンセプトのブログで、実は4つの狙いがある。

1. 技術検証

本ブログはmicroCMSSvelteKitで作られている。(つい最近Sapperから移行した)
Svelteというビューを生成するライブラリがあり、近年注目を集めている。(特に海外で)
そのSvelteを内包するWebアプリケーションフレームワークがSvelteKitだ。
(SvelteKitはまだPublic Betaで正式リリースはされていない)

今後、もしかしたら主流になってくる可能性があるというのと、現在のメインストリームであるNext.jsやNuxt.jsとは一風変わった仕組みがあるので調査も兼ねて利用してみている。
(技術検証するにはチュートリアルをこなすだけではダメで、何らかのアプリケーションを作らないといけないと思っている派)

他には、UI的な実験もいろいろとしていきたい。
とりあえずMediumっぽい画像配置は取り入れてみたりした。
デザインにもちゃんと力を入れる。

あとは言わずもがな、microCMSのドックフーディングも兼ねている。

2. ビジネス的な知見の発信の場

スタートアップをかれこれ3年半続けていて思うのは、「ビジネス的な知見の発信のしづらさ」である。
これには様々な要因があると思っている。

一つ目は「別に成功してもいないのに偉そうに語るな」という(自己)脅迫だ。
しかし、成功していなくてもその過程は語るべきだと思う。
常日頃から事業について議論したり、ひたすら考えたりして頭を捻っているので様々な知見が貯まっている。
成功してからの振り返りではなく、もがいている瞬間を記録していくことに価値があると思っている。

二つ目は具体的な売上やユーザー数などの数値を公表しづらいという点だ。
スタートアップ初期などは特に、月に数万売上が出ただけで大喜びだが、世間一般的には全く大したことない印象というのが現実だ。(本当はこの最初の数万円が一番大変なのだが...)
すべての数値を正直に公表しても、ユーザーに無駄な先入観を与えてしまう可能性もある。
toBの場合は特に、取引先の売上規模を気にするところも多い。

他にもいろいろあるが、とりあえず自分は具体的な数値などはできるだけ伏せつつ、現時点での思考過程を記録していく場として利用している。

3. 読書の価値を高める

自分は読書が苦手だ。(時間の無駄だと思っている節さえある...)
何事も見るより実際にやる方が好きなタイプで、書籍からのインプットよりも実践によるインプットを優先させてしまいがちである。
しかし、ビジネス面においては実践の難易度(またはリスク)が高いため、先人の知恵を借りた方が効率が良いと思われるのでちゃんと書籍を読むことに決めた。

ただ書籍を読むだけでなく、読了後はその内容について自身や会社に対する内省を行い、最終的には記事としてアウトプットすることで読書という価値を最大限高める試みをしている。

本ブログでは、その時々で直面している様々な悩みを解決できそうな書籍をチョイスして読み、そこで得た学びとともに思考過程を記録していくスタイルで記事を書いている。

書籍は基本的にはKindleで読んで、ハイライト箇所を後からまとめるような形で記事化している。
Kindle Cloud Readerの「メモとハイライト」による一覧が非常に便利。



読書の感想記事を書くのではなく、何らかの課題に対する思考をベースに、書籍からのインプットを取り入れる形が望ましい。
なかなか難しいけれど。

4. マネタイズの検証

このブログ自体、ひとつのビジネスの検証にもなっている。
まだメディアによるマネタイズ経験がないため、Jamstack × アフィリエイトとの相性を試す場として利用している。
自作ブログのため、マネタイズポイントも自由に用意できる。
Noteのように有料記事なども作ろうと思えば作れるだろう。(あまり公表したくない内容の記事なんかはそういった形式にするのも一つの手だ)
とは言っても別にお金をそんなに求めているわけでもなく、どちらかというとマネタイズの仕組み作りを研究していきたいという意図だ。

まとめ

これだけ目的があれば、ある程度ブログも続けられる・・・はず・・・。
最近は、記事を書くために本を読むみたいな感じになってきている気もするが、それはそれで良い。
このブログに限らず、時間は有限なので一石何鳥は常に狙っていきたい。
皆さんの一石何鳥施策もぜひ教えてください。

柴田 和祈 Twitter GitHub
株式会社microCMS 共同創業者兼COO / デザイナー兼フロントエンドエンジニア / ex Yahoo / 2児の父 / 著書「React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで 」

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