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競馬初心者、天皇賞に挑む

  • 日常

前日

特に予定のない休日があったので、「府中の競馬場に行ってみる?」という話に。実は家から車で30分もかからない距離なのに、今まで一度も行ったことがなかった。

会社のメンバーから競馬を勧められたり、ご近所さんから「子どもが遊べる場所も多くて意外と楽しいよ」と聞いていたので、前から興味はあった。ちょうど最近、家族で「ザ・ロイヤルファミリー」という競馬ドラマにハマっていたのも背中を押した理由のひとつ。

「じゃあ明日行ってみよう!」と調べ始めたところ、たまたま翌日が天皇賞という大きなレースの日らしい。子どもの頃の競馬ゲームで「GⅠが一番すごい」くらいの知識しかなかったけれど、せっかくなら有名なレースを生で見てみたい、ということで行くことに決定。

どうせなら馬券も買ってみよう、ということで前日にJRAのアカウント登録を済ませ、知識なしの完全な勘でいくつか購入。1枚100円で買えることを初めて知って驚いた。三連単は当たる気がしなかったので、三連複と単勝を中心に。

当日

駐車場が混みそうだったので電車で向かうことに。何時に行けばいいのか全然分からなかったが、とりあえず10時半頃に到着するように出発した。

駅に着いた瞬間、すでに人、人、人。天皇賞の日ってこんなに混むのか、と圧倒される。

競馬場に入ると、とにかく広い。東京競馬場の芝コースは一周2kmあるらしい。そりゃ広いわけだ。

地図を見ると、コース中央にキッズスペースがあると書いてあった。なぜそこに…?と思いつつ、子どもたちも遊べそうなのでひとまず向かう。
キッズスペースには地下経由で到着することができた。(結構迷った)
たくさんの遊具があり、多くのファミリーが遊んでいた。売店も多く、食べ物にも困らなそう。コースの中央に位置しているので、レースの一周分をすべて見渡せるのも良い。

パンフレットを見ながらレーススケジュールを確認すると、一日に12レースもあるらしい。天皇賞はなんと11レース目。そして開始は15:40。完全に早く来すぎた。

ただ待っているだけでは暇なので、せっかくだから他のレースも少額ずつ馬券を購入。息子と娘にも好きな番号で選んでもらった。応援する馬ができると、見ているだけでもかなり楽しい。全然当たらなかったけど。笑

そしていよいよ天皇賞。10レース分観戦して、なんとなく流れも分かってきた。よく勝つ騎手の名前も覚えてきた(C. ルメール騎手)。天皇賞だけは馬券も多めに購入。それでも1000円ほど。

結果は…全ハズレ。でも三連複がかなり惜しかった。
自分が買ったのは(3, 5, 7)と(5, 7, 9)で、正解は(3, 7, 9)。
当たっていれば50倍…。あと一歩…。

SNSを見ると、当てている人も多い。
三連複に1万円ずつ賭けて数十万円勝っていたり、単勝に500万円入れて倍にしている人もいたり。
本気の人たちの世界は桁が違う。

やっぱり馬や騎手の知識があると精度は大きく変わるんだろうな、と思った。

帰りはとにかく混雑がすごくて、歩き疲れもあってなかなかしんどかった。

後日

録画していた「ザ・ロイヤルファミリー」を見ると、ちょうど東京競馬場のシーンが出てきて、家族全員で「ここ昨日行ったところだ!」と盛り上がった。「2歳未勝利」「メイクデビュー」みたいな言葉も、以前よりすんなり理解できるようになっていたのがちょっと面白い。

息子は学校の図書室から馬の図鑑を借りてきた。どうやらだいぶ気に入ったらしい。また大きなレースがある時に行ってみよう、という話になっている。

競馬のように自ら足を踏み入れてみないと人生で一度も関わらない可能性があるものはたくさんあると思っており、そういった体験をもっとしていきたい。
(昨年に初めて乗ってみた気球やジップラインなども良かった)

柴田 和祈 X GitHub
株式会社microCMS 共同創業者 / デザイナー兼フロントエンドエンジニア / ex Yahoo / 2児の父 / 著書『Next.js+ヘッドレスCMSではじめる! かんたんモダンWebサイト制作入門 高速で、安全で、運用しやすいサイトのつくりかた』

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